【こんな失敗に注意しよう!】
一流の建築家に設計を依頼し、立派な店舗が完成。一時期はやったが後に客足が途絶えてしまった。一店目が成功したため、二店目を出店。女性や若者を意識して、内装を明るくカジュアルに変更してみたが狙い通りにお客さんが入らない。客席を目一杯広くしたので、厨房が手狭になってしまった。結果として作れるメニューが限られることに。商業施設の経験の多い工務店に依頼して安心していたら、小売店やヘアサロンがメインで飲食店の実績がない会社だった。坪あたりの工事費が 100 万円を越えてしまった。このような失敗は、開業後の経営に大きく影響しますので十分注意が必要です。
【ここがポイント!】
"有名"や"一流"に頼らない
有名建築家や有名インテリアデザイナーが手がけたお店で、繁盛し続けているものがいくつあるでしょうか?"商い"と"芸術"は別物です。商いの目線で建築や内装を考えることができる業者かどうか、しっかり見極めたいものです。
責任を持ってリクエストを出す
お客さんのことを一番考え抜いている人は誰でしょうか?(答え:きっとあなたです)店内のスタッフの動き方を一番考えている人は誰でしょうか?(答え:きっとあなたです)
近隣の競合店との差別化ポイントを一番考えている人は誰でしょうか?(答え:きっとあなたです)
それなのに、設計会社やデザイン会社の言いなりになって、あとから後悔する人が多いものです。しっかりイマジネーションを膨らませて、図面の段階でどしどしリクエストを出しましょう。
"一貫性"と"バランス"
きちんとしたリクエストを出すためには、コンセプトや経営方針との"一貫性"を絶えずチェックしなくてはなりません。また、設計が進んでいくと必ずや悩ましい決断を迫られることになります。たとえば、「サラダバーを設置すると女性にはうけるが、年配のお客さんがうるさがる恐れがある」とか「ゆったりくつろいでもらうためには 20 席が理想だが経営を考えると 30 席ほしい」など多様なものです。もちろん答えはありません。バランス感覚を研ぎ澄まし、モヤモヤがスッキリするまで考え抜いてください。
平均的な工事単価は坪 50 万円だが・・
業種・業態によってかかる工事費(設計費含む)はマチマチです。来店動機が空間なのか、食べ物なのかによっても違います。平均との比較はあまり意味がないかもしれません。また、現実的には、 2 から 3 年で初期投資は回収できるようなレベルに抑える必要があります。














