『独立開業・繁盛ノウハウ』~特集『今、知っておくべき開業のすべて』/開業ドキュメント/『cafe OSHIAGE SWITCH』~
- 2012年1月10日 12:04
■■お話を伺った人■■
株式会社SCRAP 代表取締役 中村 和敬さん
専門学校卒業後、テレビ局に勤務。退職後、北海道の農場で酪農研修に参加。帰京後は、東京・本郷のハンバーガーダイナーなどで勤務し、2005年にハンバーガー店『UNCHAIN FARM』を開業。
オープンから5ヵ月......
メニューや営業時間の変更を実施
今年7月、東京・押上に1軒のカフェがオープンした。オーナーは埼玉県草加市でハンバーガー店『UNCHAIN FARM』(以下、アンチェイン)を経営する中村和敬さん。『OSHIAGE SWITCH』(以下、スイッチ)は、社員の倉橋佳彦さんが店に立ち、中村さんは経営の側に回っている。
オープンから約5ヵ月。徐々に近隣住民のリピート客も定着してきている。また、雑誌掲載の効果により、遠方からのお客も集客できたという。
しかし、オープンしてから分かった"ギャップ"もあると中村さんは話す。
「カフェタイムの充実を図りたかったんですが、まだ完全には認知されておらず、経費に対しての収益がまとまっていません。デリバリーも始める予定でしたが、キッチンの広さの関係で、混雑時は回せないので見合わせています」
当初予定していたメニューに合わせてそろえた厨房機器は、注文数にも変化が起こり、使用頻度に差が出てくるように。そのため、最近になってメニューを変更した。また、当初よりランチタイムを1時間長くし、ランチ客の取りこぼしがないように改善している。
周辺リサーチ不足から
客層・店の使われ方の違いが発生
想定していた客層の違いからの、メニュー変更。原因は、周辺立地のリサーチ不足と、商品のパッケージを強化できていなかったためと振り返る。
「住宅地なのに、意外とオフィスワーカーも多いですね。そういったリサーチが甘かったです。あと、売る商品をパッケージ化しておけば、厨房機器も合わせたものを購入できたし、スタッフ動線ももっと良く造れたと思いますね」
中村さんは同店に立っていないため、倉橋さんやスタッフとのミーティングを密に行うようにしている。そこで現場の考えと経営者としての考えをすり合わせ、問題点を一つずつ解決しているという。
【shop info.】
cafe OSHIAGE SWITCH
東京都墨田区業平2-13-8 高田ビル2階
TEL:03-3622-4922
営業時間:火・水・木11:00~22:00、金曜・土曜11:00~24:00
定休日:月曜日
最寄駅:都営浅草線・東京メトロ半蔵門線押上駅(徒歩3分)
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【shop data】
経 営:株式会社SCRAP
オープン日:2011年7月5日
坪 数:12坪
席 数:22席
立 地:住宅地、商業地
客 層:サラリーマン、OL、地元在勤者
客単価:1,600円

「独立開業応援雑誌『新しい飲食店開業』2012年1月号より転載」
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