『独立開業・繁盛ノウハウ』~特集『居抜きを120%使いこなす!』/『ワインバルWA』/日本ワイン専門店/東京・外苑前~
- 2011年12月 8日 11:44
造作譲渡料300万円→0円まで待って契約!
低コスト出店を叶えた日本ワイン専門店
■■お話を伺った人■■
マスター 渡邉義徳さん
大学在学中に始めたレストランでのアルバイトで飲食業の面白味を感じる。若くして恵比寿に5坪のバーを開業、5年経営。常連客であった会社社長に売却し、その会社の飲食部門に入社。転職後も飲食店の現場だけでなく、経理業務やPCスキルを活かした販促物やメニュー表作成などもこなした。
譲渡料0円まで待って契約!
機器はネットで低コスト購入!
ここ数年のワインブームもあり、最近では日本産のワインにも注目が集まってきている。その中でも今年オープンした『ワインバルWA』は、日本ワインのみを扱うバルだ。日本各地のワインを100種類以上用意し、それに見合う料理は和食出身の料理人が手掛ける。例えば下味には醤油や味噌を使うなど、和の要素を取り入れたバルメニューをそろえる。
物件は「料理に対応できる設備」がある居抜き物件を条件に探した。インターネットで今年1月に見つけた現物件。当初は造作譲渡料が300万円だった。
「造作譲渡料は言い値ですから、まずは様子を見ました」(オーナー渡邉義徳さん)
数ヵ月経つと造作譲渡料はなんと0円に。そこで初めて内見に行き、内装の使いづらさが、借り手がつかなかった理由だと推測できた。
「店内奧は小上がり席で、そのさらに奧にカウンターキッチン。スタッフ動線がすごく悪かったし、小上がりの造作が頑丈に作られていて撤去費用もかかるだろうという印象でした」
それでも渡邉さんが現物件を借りた決め手は「厨房の大きな機器が残っていた」ため。内装工事以外の設備投資を、極力下げようと考えた結果だった。
それでも譲渡されなかった食器洗浄機と製氷器は新規導入。業者が出した見積もりでは、中古で50万円。ここでコスト削減に活用したのがネットだ。「ヤフーオークション」で落札した結果、見積もりよりも30万円安い、20万円での購入ができたという。
渡邉さんの開業方法は、厨房設備に重きを置いた居抜き物件探し。新規で購入する設備も、ネットで探す努力を惜しまないことで低コスト開業が実現した。
■居抜き開業3ヵ条■
1造作譲渡金額はどこまで下がるか見極める!
造作譲渡料は言い値。言えばいくらでも下がる見込みはある。時間が経過すれば自然と金額も下がることから、申込みのタイミングを見極めることが重要
2譲渡品はあくまでも設備をチェックする!
理想の店をつくるとき、結局は内装を変えてしまうのだから、厨房やインフラ設備が使えるかどうかを重視すること
3インターネットをどれだけ活用できるかが勝負!
新規で購入する厨房機器や什器などはネットを駆使して探す。総合的にそろえてくれる業者もいるが、自分で探す方が安いことも多い
【shop info.】
『ワインバルWA』
東京都渋谷区神宮前3-42-5-1階
TEL:03-5770-3237
営業時間:月曜~金曜12:00~15:00/17:30~23:30、土・日・祝14:00~23:30
定休日:日曜・祝日、不定休
最寄駅:東京メトロ銀座線外苑前駅 徒歩5分
大きな地図で見る
【shop data】
経営:渡邉義徳
オープン日:2011年7月4日
坪数:約20坪
席数:26席
立地:住宅地、オフィス街
客層:30~40代女性
客単価:4,000~4,500円

「独立開業応援雑誌『新しい飲食店開業』2011年12月号より転載」
- 次の記事: お客さまが来店しない理由を減らそう!
- 前の記事: 「草食系」ではなく「肉食系」でお客様にアピールすべし!
コメント:0
トラックバック:0
- この記事へのトラックバックURL
- http://aqsh.net/webapps/mt/mt-tb.cgi/1021













