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「自分本位」で仕事に取り組むスタッフを増やすことが業績を伸ばす!

  • 2011年12月28日 11:36
  • アクシュニュース

中西フードビジネス研究所

私が、コンサルティンを行う際に常に意識していることは、現場スタッフがどうやる気をもって取り組めるようにできるかということ。もちろん、実際に実施する戦略・戦術をしっかり策定することも重要ですが、せっかくいい戦略・戦術であっても、現場のやる気が伴わないとそれも単に「絵に描いた餅」にしかなりません。

 

この点を示す事例が先日ありました。

あるクライアント先のA店長B店長。この2人、経歴も能力もそれほど変わらない二人。

戦略と方向性は社長と十二分に話しあい、戦術については、現場スタッフが「自分から取り組む」という意識付けを行うため、店長中心に意見を出してもらいながら進めることとしました。

 

店長とのミーティングを最初に行ったのは、約2か月前。

しかし、この2人の店長に仕事の取り組み方に大きな差がでてきたと当時に、業績にも差がでるようになってきました。

 

さて、この2人の店長の差は何だったのでしょう?

 

まず、A店長。

A店長は、仕事に対して非常に積極的で前向き。研修などがあっても、積極的に質問したり、メモをとったりなど、貪欲に知識やノウハウを得ようとしていました。

また、ミーティングの場でも、自ら意見を積極的に出し、また、店舗の改善も皆の先頭に立って進めていました。

 

一方、B店長。

B店長は、面談等では「どんどん新しいものを吸収してきたい。色々と教えてください」と言ってはいましたが、実際は研修があっても、どこか集中が足りず、また、メモを積極的に取ろうとしません。

また、ミーティングを行っても、「ちょっとそれは難しいです・・・」「それをやるには・・・」と必ず「否定的なことば」から発言が始まり、すぐに「できない理由」を述べることがほとんどでした。

 

こんな2人なのですが、先ほど述べたように、売上・利益にも少しずつ差がでるようになってきました。

A店長の店では、少しでも利益を出せるよう、在庫管理、人件費管理を日々工夫しながらコントロールしていました。また、店の改善、特にアルバイトへの指導を自分で工夫しながらマネージメントすることで、活気が徐々に生まれ、売上も上昇傾向を描くようになってきました。

 

一方、B店長は、指示があったことをただこなすだけ。在庫管理、人件費管理にしても「自ら工夫して」ということがないため、「毎日、発注量を抑えるようにしたため、かえって日々の仕込みが大変になりましたし、アルバイトもできるけ入れないようにしているので、毎日バタバタしていて楽しく仕事ができていません」とすぐに不平をいうありさま。そのため、売上も以前とそれほど変わらず、かえって店舗の雰囲気は悪くなってきたのです。

 

同じ会社で、経歴も能力もそれほど変わらない店長2人にも関わらず、、たった2ケ月でこれほど差がでてしまうのは、2人の仕事への取り組む姿勢以外、他に理由はありません。

 

A店長は、常に向上心を持ち、貪欲に何でも学ぼうとする。つまり、「自分本位」で仕事をします。

しかし、B店長は、現状維持型であまり向上心もない。自分から工夫して何かをするのではなく、常に他人任せ。そのため、何かするとすぐに他人に責任を転嫁する。つまり、「他人本位」で仕事をするのです。

 

「自分本位」か「他人本位」。

自分本位のタイプの人は、どんどん積極的に仕事や研修に取り組みますから、成果も実は出やすいのです。しかし、他人本位のタイプの人は、常に後ろ向きなため、せっかく正しい方向を示していても、自分なりに工夫して自分なりに取り組まないため成果もでにくいのです。

 

企業としては、できれば「自分本位」の人を増やしたいですよね。こういった人が増えれば、何事も前向きに仕事に取り組みますから、業績も向上しやすいものです。

 

ということは、「他人本位」のスタッフをできるだけ少なくすること、あるいは言葉は悪いですが、排除することの方が望ましいわけです。

あるいは、社員がそうならないように、自分本位で仕事に取り組めるようなスタッフを増やすことがとても重要だということが分かっていただけると思います。

でなければ、せっかく社員を強化しようと教育にコストを投入してもムダになってしまう可能性が高いからです。

 

そのためにも、「プラス思考で」「前向きに」「積極的に仕事に取り組む」「謙虚に」といったことを社長自らが、社員に求めるべきでしょう。

評価要素に加えたり、事あるごとに社員にこういった思考、姿勢が大切だということを伝えたり、こういったことが業績に大きく影響することをトップはもっと意識しましょう。

 

 

 

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