変化に対応し俊敏に業態開発できるスペシャリストチームのつくり方(前編)
- 2010年8月25日 12:05
皆様御無沙汰いたしております。
ツインズパートナーズ代表のさとうたかしです。
今回で第5回目となりますコラムですが、今回は7年前の2003年6月に月刊「飲食店経営」で書かせていただいた記事を少し加筆編集してご紹介いたします。
■常に新しい付加価値を提案できない企業は、この21世紀というソフト重視の時代では生き残れない。
現在の外食企業にとって最大の競争相手は、競合他社ではなく、目まぐるしく変化する顧客ニーズである。
想像してほしい。
テーブルの上に色々な料理が溢れんばかりに並んでいるとする。
お腹がいっぱいな時は、一番好きなものや、目新しいものだけを選んで食べようとする。
そう。これと同じように今の時代は街に飲食店が溢れかえっている。
そんな時代は、本当に良いものであるか、新しい付加価値を提供できるお店でなければ利用してもらえない。
さらに追い打ちをかけるように、この付加価値の高い新しいものや、美味しいものほど飽きられるのが早い。だから美味しいものが出来たと同時に次の美味しいものを作り出さなければ、この目まぐるしく変化する生活者に直ぐに見捨てられてしまう。
常に新しい付加価値を提案できない企業は、この21世紀というソフト重視の時代では生き残れない。
過去の常識にとらわれず、今の時代が求めるものは何なのかを素直に考えそれを具現化して提案し続けなければならない。
■今直ぐフードビジネスプロデューサーを養成せよ!
現在は次から次と様々な業態が開発されているが、ヒットしている業態はお客様の視点に立って考え、ひらめきや思いつきを優先し、開発者自らが生活者としてこんなお店が欲しいと素直に作ったお店が成功している。
しかしながら一企業がそうそう簡単に、ヒットする業態を次から次へと開発していくということは至難の業である。
一つのヒットした業態を生み出した感性豊かな経営者には、次にはマネジメントという多忙な業務が待ち構えている。様々な業態を開発したくても、なかなかその時間が取れないのが現状である。
そこで必要となるのが、経営者の優れた感性と同レベル、又はそれ以上に優れた感性を有するプロデューサーという存在である。
目まぐるしく進化しソフト化する業態開発競争を勝ち残る為には、このような即戦力で動けるスペシャリストが絶対に必要とされているのである。
これからの経営者はこの感性豊かなプロデューサーを社内外から見つけ出し、権限を委譲して育てていかなければならない。
私はアメリカでNO1クラスの外食企業と仕事をした経験があるが、その企業はこの業態開発スペシャリストであるフードビジネスプロデューサーをとても大切なポストとして優遇されていた。
なぜならば、フードビジネスプロデューサーは宝となるコンテンツを生み出すことが出来る人材だからである。
■フードビジネスプロデューサーの必要スキルとは8項目
それでは、この今の時代に必要なフードビジネスプロデューサーの能力とはいかなるものなのか、
フードビジネスプロデューサーに必要なスキルは下記の通り。
① アナリストとしての能力
② プランナーとしての能力
③ コンセプターとしての能力
④ プレゼンテーターとしての能力
⑤ シナリオライターとしての能力
⑥ マネージャーとしての能力
⑦ 演出家としての能力
⑧ 優れた感性を磨き続ける能力
この続きは次回後編で、フードビジネスプロデューサーのスキルについて詳しくお話をさせていただきたいと思います。
ここまでの御拝読ありがとうございました。

株式会社ツインズパートナーズ
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