角ハイボール人気が益々UP! そしていよいよ新トリスハイボールが登場!
- 2010年7月26日 12:19
皆様御無沙汰いたしております。
ツインズパートナーズ代表のさとうたかしです。
今回で第4回目となりますコラムですが、今回は今最も注目されている飲み物。ハイボールについてのお話をさせていただきます。
なぜ、ウイスキーのハイボールがこれほどまでにヒットしたのか?
私なりの考えですが、第一に古き良き日本を見直すトレンドが起きているということです。
数年前に映画「オールウエィズ 三丁目の夕日」が大ブレイクしました。
戦後アメリカの文化を真似してアメリカナイズされて生きてきて、たくさんの物を所有し、お金を追いかけ、勝ち組負け組という言葉が出始め、格差が広がり、何か殺伐とした世の中になってしまった。
そんな時代にふと、古き良き昭和をテーマとした邦画「オールウェイズ」を生活者が見て、ん~ 日本の昔は良かったなあ。向こう三軒両隣。貧しいながらも笑顔が多かった。みんなで助け合って生活していた。
そんな古き良き日本をもう一度。という思いが高まりました。
サントリーさんはそのヒロインであった小雪さんのキャラクターイメージを上手にCMマーケティングで活かし、角瓶のブランドを昭和の飲み物として再提案をしました。しかも角ハイボールというスタイルで。
このハイボールという飲み方を提案したことが2番目に大きなポイントだと私は思います。低アルコールで飲みやすく痛風に良いと言われる清涼感のあるアルコール飲料。オリジナルのジョッキを開発し、ビールのようにグイグイ飲めるスタイルを提案しました。
3番目のポイントは、業界最高ガス圧を誇るハイボールタワーを開発したことです。これによりビールに近い清涼感のある飲み物へとハイボールを進化させました。
このハイボールタワーは誰が注いでも均一のアルコール度数で提供出来るので、今まではウイスキーが濃すぎたり薄すぎたりしていた問題点を解消することに成功しました。
そして、モデル店舗として都心の繁華街に「角ハイボール酒場」を提案し、直接その美味しさを消費者や同業者にアピールをしました。
居酒屋業界でも、最近目新しいヒットドリンク商品が無かったため、何かお客さんにアピールできる新しいドリンクメニューを探していたところ、この「角ハイボール」が突如出現してきたので取り入れるお店が急増しました。
4番目の大きなポイントは、原価がビールに比べて断然に安いということです。
人気のある売れる商品が低原価であるということは、そのままお店の利益に直結します。
また、浮いた原価を料理や人件費にかけてお店の競争力を高めることもできますし、直接お客様に還元する形で売価を安く提案することもできます。
低価格均一居酒屋がトレンドとなっている現在の居酒屋業界では、原価が低く売価を安く設定でき、また人気の高い売れる商品というアイテムは営業するうえでものすごい武器となっていることでしょう。
最近では、角ハイボールの大ヒットで角瓶があまりにも売れ過ぎ、原酒が無くなる恐れが生じ始めたので、サントリーさんは次に新しく新トリスウイスキーを使ったトリスハイボール(トリハイ)を提案し、現在営業活動を始めております。
もともとこのトリスハイボールは1950年に東京池袋でトリスバー1号店がオープンし、そのお店のメイン商品として大人気となり、「国民的大衆洋酒」として全国で愛された歴史ある飲み物です。
なんと60年ぶりに再復活です。
20代の若者は全く存在を知らないと思いますので、新しい飲み物として受け入れられることでしょう。
私も早速飲ませていただきましたが、スッキリとした清涼感は角ハイボールと同様何杯でもグイグイと行ける味に仕上がっておりました。
時代は常に一回り上の進化した原点に回帰しますね。
私がいつも企画書で使っている飲食業界の時代変遷の資料を最後にご紹介いたします。
常に一回り上に進化した原点回帰の付加価値を考案開発し続けて、お客様に豊かなコトやモノを楽しんでいただきましょう。
最後まで御拝読ありがとうございました。

株式会社ツインズパートナーズ
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コメント:1
- 朝里 勇人 2010年7月30日 06:08
消費者心理を活かしたマーケティングは、重要だと思います。
誰がトレンドをつくるのか?仕掛けるのか?
誰しも前を向いて走り続けると息切れするので、ふと立ち止まった時に、過去を振り返るのではないでしょうか?
その心理をつき、それがマスであれば、マーケティングとして成功。
古きよき日本。昭和レトロ。今生かされる時ですね!
若者の目にはどう映っているのでしょう?・・・
マーケターは、常にトレンドをつくり続けなければなしません。果たしてその次は何なのでしょうか?!
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