おいしい焼酎講座 第21回「地理で考える焼酎」
- 2009年2月10日 17:28
焼酎と言えば鹿児島。といっても鹿児島県内のそれぞれの地区で"わが町の焼酎"というのが存在しています。地理的な形に合わせて考えるのであれば、大きく2つの半島を持っていますので、それにあわせて把握するのがよいでしょう。
鹿児島県がちょうど視力検査の下(「C」を下に向けた)のような形をしていて、右側に大隅半島があります。温泉がある垂水(たるみず)や鹿屋(かのや)、志布志(しぶし)はこちら側になります。そしてあの有名な森伊蔵もこちら側です。一方、左側には薩摩半島があります。鹿児島市や南端のほうには、砂蒸し風呂で有名な指宿(いぶすき)や、カツオで知られた枕崎(まくらざき)があります。これに離島と呼ばれる薩南(さつなん)諸島<種子島、屋久島、奄美諸島など>が加わり、鹿児島が成り立っているのです。頭の中にこの地理関係を入れておくと。"この焼酎はどこで、海に近いから魚が合う"とか、"大隅半島側で黒酢の製造が盛んなところだから黒酢を使った料理"といった組み合わせの楽しみ方を広げることができます。そして、鹿児島の珍味の一つに「かつおの腹皮」があります。東京ではあまりみかけませんが、食感があって、うまみも油ものって、ちびちび焼酎を楽しむには最適です。しかも安い!是非食べてみてください。
最後に、今回は地名に「ふりがな」をふってみました。鹿児島の地名は初めての人にとっては読みづらいものが多く、私も初めは戸惑いながら覚えていったものです。鹿児島の地図を広げて、漢字の読み上げクイズを肴に、焼酎を飲むってのも面白いですよ!
株式会社味香り戦略研究所 ソリューションサービス部長 菅 慎太郎
SSI認定焼酎アドバイザー。
鹿児島大学ルネッサンスアカデミー(焼酎学講座)経営管理コース講師。
(詳しくは )
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