「強み」に目を向けてみませんか?
- 2010年4月20日 09:27
社長さんと話していると、「あいつは、ああいうところがダメなんだよ」と、ダメだしの話をされる方が多いものです。
これは、社長の視点から見るとどうしても「マイナス」の部分が見えてしまうので仕方ないのですが、しかし、誰でもいいところ、長所は必ずあります。
先日もあるお店でミーティングをしていたのですが、社長さんが「うちはスタッフが年輩ばかりでねー・・」とグチをこぼされていたのですが、私が「でも、言い方を変えれば、経験豊富なスタッフがそろっているということですね」と話すと「そういう見方もありますね」と少し考え方が前向きになったことがありました。
スタッフを指導する際もそうですが、自分の得意分野の仕事をするときは、積極的に仕事に取り組むはずです。しかし、不得意分野はどうしてもなかなか行動に移せないものです。
そうするとどうしてもその部分が目立ってしまって、「何もしない奴だ」という「マイナス評価」で見てしまいます。
ただ、「彼の得意分野は何だろう?何をやらせれば、もっと積極的に行動するだろう?」と考え方を変えて指導してみると、部下が行動を起こしやすくなり、また違う一面が見えることで評価が変わる場合があります。
すべての人がいい方法に向かうということはあり得ませんが、少し視点を変えて、部下の長所や得意なことは何だろう、と考えてみるとこちらの指導方法が変わり、また、相手の行動が変わるということはよくあります。
さて、この考え方はお店作りにも言えることです。
例えば、「男性客が多いけれど、どうしても女性客が少ない」というお店の場合、視点を変えれば「男性には支持されている店」ということが言えます。
通常は、弱み(弱点)を補強すること、この例でいえば、男性客が少ないから女性客の集客をしようと試みるものです。しかし、視点を変えて、どの年齢層の男性客に最も店が受け入れられているかを再度検証し、その部分をもっと伸ばす(強み)というのもひとつの考え方です。
きっと男性客に支持されているということは、何か男性客に支持される理由があるはずなのです。その部分は恐らくお店の強みの部分であり、きっと得意な分野がそれに影響しているはずです。そうすると、得意なことと言うのは、対策の行動にも移しやすいですからより結果も出やすくなります。
ただ、これは立地状況(商圏)もきっちりと把握したうえで、行動に移す必要がありますが、何でも「マイナス部分」(弱み)を補うだけが、売上改善の策ではありません。
きっとあなたのお店にもいい部分(強み)は必ずあるはずです。店舗の構造(客席数)や収益性、スタッフの構成、人脈、店の経営年数などの視点で、もう一度自分のお店を見つめ直してみてください。必ず何か見つかるはずです。
そして、それが見つかったらどうその「強み」を伸ばそうかと考えてみてください。きっとお店に好影響を与えることでしょう。
あなたもマイナス部分にばかり目を向けず、プラス部分、「強み」は何かともう一度検証してみてください。
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