おいしい焼酎講座 第8回「焼酎は9銘柄で事足りる」
- 2008年6月10日 16:32
いまや酒類として定番化しつつある焼酎も、数の多さには正直困ってしまいます。「オススメはどれ?」って聞いても、何百種類もある中から1品を選び出すのは至難の技です。鹿児島市内の飲み屋でも、「500種類の銘柄が揃っています」といううたい文句の居酒屋がありますが、ボリュームだけでは集客が難しい時代になっているのです。
さて、どうやって1品に出会うか。酒類の味の大きな特徴として、キレとコクがあります。この2軸でまずは考えましょう。キレの弱い、普通、強い、の3つの段階。そしてコクについても3つの段階の「3×3」のマトリックス上に焼酎を配置してみるのです。すると9種類の焼酎が手元にあれば様々なマリアージュや飲み方が楽しめるということです。これによって焼酎メーカーは、選ばれる9品に味を造りあげられるかが生き残りそのものになってくるわけです。どの銘柄がどの味か、その客観的データは味覚センサーによって測定した「味覚データ」として、弊社は大量に保有しています。さて、そのデータが消費者に開示されたとき・・・銘柄の大淘汰が始まるかもしれません。
株式会社味香り戦略研究所 ソリューションサービス部長 菅 慎太郎
SSI認定焼酎アドバイザー。
鹿児島大学ルネッサンスアカデミー(焼酎学講座)経営管理コース講師。
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